文藝芸人
文藝芸人で表紙を担当させてもらいました
芸人が文字を使って表現するので文藝芸人
僕は表紙の絵だけ担当なので画藝芸人か
本を入手したので早速拝読してみますと文字だらけ
顔の知ってる芸人さんが書いた文字というのは
こんなにも退屈しないもんかとスラスラ読めます
デビュー時劇場を共にさせてもらってた笑い飯哲夫さんの文は分かりやすく
哲夫さんが喋ってるかのようで最高でした
なかでも楽しみにしていたのが本坊さん
今回のも最高に笑いました
本坊さんの文は面白いのです
読んでいるうちに本坊さんの中に入り込み
コクピット的なトコから巻き起こってる事を一緒に体感しているかのよう
こんな感じは他にあるのだろうか
もしやこれはすごい手法なのかもしれない
恋愛、サスペンス、ホラー、SF、HONBOU
世界基準になるジャンルの表現なのかもしれない
以前「プロレタリア芸人」という本を出されています
十分な数の売れ行きだったと思われますが
世の中の評価は何百万部などの響きで面白いかの判断になったりしますね
ベストセラーなんか目じゃないです
しかし未来にこの面白さに気づいた誰かが本坊さんの書き方をサンプリングし、世の中に発表して賞賛されるだなんて
やはり開発者が最高を叩き出してほしい
文字での面白さは出来上がっているのでこの面白さを最大限まで活用出来るのは何だろう
本の次なる展開でよくあるのはドラマ、映画ですね
ストーリーになっているから映像化というのが最適なのでしょうか
それもいいですよね
他に今ある媒体ではない何かにこの面白さはマッチするのではないのか
VR向けに本坊さんの本をプログラミング変換し落とし込む
本坊さんの目線でストーリーが巻き起こっていくのはどうだろう
言語もローカライズも何も要らない、国を超えたエンターテイメント
さらには
日夜AI作りに専念するシリコンバレーはとうの昔にやる事などなくなっていて
AIに個性を入れるプログラミング探し
その個性のプログラミングにもっとも適したデータが
本坊さん文章なのではないだろうか
そうなると本坊さんが作り出す日本言語で綴られた文章は
世界的発明のプログラミングの基礎となるのではないか
と勝手に想いを巡らせれてしまうほど面白い文字の終結だと僕は思います
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